理念

 日本は、人生100年時代を迎え、長いセカンドライフをいかに健康で充実した生活を送るかが個人にとっても社会にとっても極めて大きな課題となっています。
 私どもは、シニアの人たちが、旅行や料理、ウォーキング、園芸などの活動を小グループで行うことによって認知症の発症を遅らせることができるとの考えのもと、認知症予防プログラムを開発し、たくさんのフィールドで認知症予防の実践と研究を進めてきました。
 近年、諸外国の大規模な研究で、いわゆる「脳トレ」は効果がないという結果が次々に出され、また、シニアの認知機能や身体機能の維持にとっては、社会参加が重要であるということが多くの研究で実証されてきました。こうした研究結果は、我々が進めてきた認知症予防の方法を支持する結果であると意を強くしております。
 私どもは、これまでの研究と実践の成果を生かし、シニア自身が主体的に進める新しい形の認知症予防の活動を推進したいとの思いから、2020年4月に新たな会社組織を立ち上げました。今後も、シニアの人たちが認知症予防に役立つ活動を楽しみ、健康で生きがいを持って生きる生活を支援してまいります。

スタッフ

矢冨直美:日本における認知症予防研究の草分け的存在の研究者。旅行、料理、ウォーキングなどの日常生活の中でできる認知症予防プログラムを開発し、厚生労働省の最初の認知症予防マニュアルの執筆に携わった。また、研究だけではなく、多くの自治体や地域で実践活動を行ってきた。著書に「地域型認知症予防実践マニュアル」、「失敗しない認知症予防の進め方」、「認知症予防のアクティビティ」などがある。現在、株式会社SLF研究所の代表を務める。


風間弘美:東京都老人総合研究所(現在の東京都健康長寿医療センター研究所)認知症予防対策室、NPO認知症予防サポートセンターのスタッフとして、認知症予防の普及啓発、人材育成に携わる。東京大学高齢社会総合研究機構での生きがい就労研究では認知機能検査、運動機能計測を担当した。認知症予防・健康づくりをテーマとした講演会・体験型講座・ウォーキングプログラムなどの講師を努める。

城直美:東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)において認知症予防全般の研修を受け、地域で展開していく認知症予防プログラムの活動に従事している。NPO認知症予防サポートセンターには立ち上げ当初から関わり、認知症予防の普及・啓発を全国各地で展開し、講演会やウォーキングや旅行をテーマとした連続講座講師などを務めている。キャンプディレクター、レクリエーションインストラクターの資格を有し、キャンプや山歩きなどの活動も行なっている。